アグレッシブな冬眠生活?早稲田MBAを終えてますます冬眠?

おいしい空気吸って、空を見上げて、街並みを眺めて…そんなゆとりから何かが生まれる気がしています。そして人との出会いも・・・全てがPrecious、です。早稲田MBAでその想いを再実感・・・そんな日々感じた出来事を書いてみます。

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がんばる道の駅「からり」。

 先日、愛媛県・内子町にある道の駅「からり」に行ってきました。
 我が組織も、からりさんが出している商品開発のお手伝いをしているので、そのご縁からの訪問です。

 全国にたくさんある道の駅の中でも、農作物直売所の先駆者として成功事例とされています。
 そして今はやりの農商工連携とか六次化といった取り組みにもいち早く取り組んでいて、「農商工連携88選」などにも選ばれているがんばっている道の駅なんです。

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 仕組みとしては、地元・内子町の農家さん達が自分が作った農作物を「からり」の直売所に搬入します。
 委託オンリーで買い取りはしていないそうです。売上の15%をからりはもらうそうです。
 値段はもちろん農家さんがつけます。
 値札タグには、値段の他に農家の名前、いつまで並べておくかなどがきちんと印刷されています。

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 この情報をPOS管理しているので、在庫がなくなれば、その情報を受け取った農家さんがまたすぐに搬入しに来たりすることが可能だそうです。
 並べておく期限がくると、その日の夜に農家さんに引き取りに来てもらうそう。
 
 ちなみに、農産物の受け入れは、朝6時以降閉店までいつでもいいそうです。だから朝来る人もいればお昼位にくるかたもいるそうで・・なんか、このゆるさがいいですよね。 

 野菜は・・・東京と比べると比較にならないほど安いです。
 キュウリは10本200円だし。
 長いタケノコ(まさにタケノコと言うより竹)も3本140円、有機栽培のにんじん(葉っぱつき)6本200円など・・・
 近くにあったら大量に買って帰りたい???

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 ただ、普通の野菜などの一次産品そのまま売るだけでは付加価値がつかないのでどうしても安い値段になってしまいます。
 そこで加工を施して付加価値をつけて高く売る必要があるのです。
 
 たとえば、身近なところで行けば、タケノコの皮をむいて水煮して売る・・・みたいなことです。
 手作りのお菓子、ソーセージなんかも売っています。
 餅系のお菓子などは、作っている人毎にファンなんかがたくさんついているそう・・・

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 ソーセージも内子町で生まれ育った若者がドイツにソーセージ作り留学(3年も!)して、戻ってきてこの道の駅で販売しています。

 うちの組織がお手伝いしているのは。地元特産のトマトを使った加工食品で、トマトケチャップやトマトパスタソース。つい最近はトマトジェラート・・・みんなで一生懸命地域をもり立てようとがんばっています。
 トマトパスタソースは人気で、1月1200個も出たそうですよ!

 商圏は50?くらい(=松山市内くらいまで)だそうですが、最近はJAの産直などができてライバルが出現、どうしてもお客さんが流れてしまい、危機感があるそうです。
 また、三セクが運営していることもあり、「からり」以外に納入してはいけないといった縛りもないため、農家の方々もときどき違う産直に納入してみたり・・・と強気でいけないつらさもあるそうです。
 
 地域活性化とビジネスとの両立は、難易度が高いことを実感。

 でも、三セクとはいえ株式会社ですから、ビジネスとして成立しないといけないので、いろいろな工夫をしてがんばっているそうです。
 パン工房の「からりパン」は大ヒット商品で週末は長蛇の列、予約だけでいっぱいになる位だそう。
 パン工房はすごい収益を上げているそうですが、パンの売り上げの55%がこのからりパンということで、その人気のほどがわかると思います。
 他にも、まかないから生まれた商品なんかもだしてヒットしたり、レストランでは地元食材をつかったお総菜バイキングをしているそうです。
 ほんと、全部手作りで一生懸命取り組んでいるのがわかります。

 すぐ近くを流れる、本当にすんだ川。
 こんなところでとれる野菜や食べ物はきっとおいしいんだろうと思う。

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 そしてそこで作った野菜を食べてもらおうと持ち込む農家さん。加工品でさらなる付加価値をだそうと工夫する町の人たち。
 それをなかなか優れたPOSで管理し、消費者にも安全を届け、納入する農家さん達も使いやすい仕組みにしている。これをやっているのもみんな地元のみなさんなんですよね。

 大手の流通チェーンがこういうことをするのは当たり前なんですが、
 1つの町の人たちが、みんなで協力しながら自分たちが生き残っていくために、そしておいしい食材を届けるためにがんばっている、すてきだなあ・・と思います。

 ここががんばることで、地域がもりあがっていくような雰囲気がしました(現にそうなのですが)。
 この会社の株も半分は町の住民のみなさんが持っているそうです!(半分近くは町がもっていますが)

 競争の緊迫感はますます高まっていくと思いますが。
 がんばれ、からり!
  
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